みなさんは記事を作成するとき、文章構成を考えていますか?
文章構成はとても重要で、多くの方に読んでもらえる記事を書くためには必須です。
そこで今回は、私が実際に行っている「ブログ記事の文章構成の作り方10ステップ」と「意識するポイント」を紹介します。
テンプレートも用意しているので、ぜひ使用してください!
この記事は「文章構成の作り方」であり、「記事の書き方」ではありません。
記事の書き方に関してはこちら!
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ブログ記事の文章構成とは?
文章構成とは、ブログ記事を書く前に作成する「設計図」のようなものです。
内容や流れを先に決めることで、効率よく質の高い記事の作成ができます。
設計図がないと立派な家は建たないように、文章構成がないと多くの方に読んでもらえるブログ記事を作ることはできません。
文章構成を作成する3つのメリット
文章構成を作成する3つのメリットはこちらです。
- 文章構成を作成する3つのメリット
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- 分かりやすく、読みやすい記事になる
- 記事が書きやすくなる
- SEOに強い記事が書ける
事前に内容や流れを決めることで、読者にとって分かりやすく、読みやすい記事を作成できるようになります。
また、情報収集や整理にもなるので「記事が書きやすくなる」「SEOに強くなる」といったメリットにつながります。
ブログ記事を構成する3つのパーツ
ブログ記事を構成する3つのパーツとは「導入・本文・まとめ」です。
それぞれ以下の役割があります。
- ブログ記事を構成する3つのパーツ
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- 導入(リード文)
:記事のあらすじを説明する
:記事(本文)を読みたいと思わせる - 本文
:記事で伝えたいことを書く
:読者が本当に求めている情報を書く - まとめ
:本文の重要なポイントをまとめる
:読み終わった読者に行動を促す
- 導入(リード文)
役割をしっかりと理解したうえで、文章構成の作り方に移りましょう!
ブログ記事の文章構成の作り方10ステップ
ここからは、ブログ記事の文章構成の作り方10ステップを紹介します。
- ブログ記事の文章構成の作り方10ステップ
【準備】テンプレートをダウンロードする
Googleスプレッドシートで、テンプレートを配布しています。
誰でも無料でダウンロードできるので、ぜひ利用してください。
》テンプレート「文章構成シート」をダウンロードする
こちらのテンプレートを使いながら文章構成の作り方を紹介していきます!
1.目的を明確にする
まずは目的を明確にしましょう。
目的とは「この記事で何を伝えたいのか、読者をどうしたいのか」です。
こちらの記事では「ブログ記事の文章構成の作り方を紹介する」を目的にしています。
目的を決めるときは、
- 「1文・30文字以内」でまとめる
- 複数ある場合は、1番伝えたいことを書く
といったことを意識してください。
「書かなくても分かる」と感じるかもしれませんが、言葉にすることが大切です。
目的が明確になると、悩むことが少なくなり効率も良くなりますよ!
2.キーワード選定をする
次は、キーワード選定をします。
キーワード選定とは「何というキーワードで検索した人に、記事を読んで欲しいか考えて、キーワードを選ぶこと」をいいます。
こちらの記事では「ブログ、記事、文章構成、作り方、テンプレート」をキーワードにしています。
キーワード選定は「SEO」や「アクセス数」に直接影響します。
ブログ記事においてとても重要な要素なので、正しい方法を学びましょう。
キーワード選定のやり方は、こちらの記事で解説しています。
3.ターゲットを決める
続いて、ターゲットを決めます。
ターゲットとは「記事を読んでもらいたい想定の読者のこと」です。
こちらの記事では「ブログ歴の浅い20~30代、ブログ記事がうまく書けない方、もっと効率的に記事を書きたい方」をターゲットにしています。
ターゲットを決めるときは、
- 年齢や性別など、特徴をできるだけ具体的に書く
- ターゲットの感情を考えて言葉にする
といったことを意識してください。
「選定したキーワードを実際に検索している人はどんな人だろう?」と考えるのがオススメです。
4.ニーズを設定する
続いて、ニーズを設定します。
ニーズには「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の2種類があります。
- 「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」
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- 顕在ニーズ:検索した読者の直接的な目的のこと。
- 潜在ニーズ:読者がさらに知りたいと思っていること。本人が認識していない可能性もある。
読者が本当に求めている情報を提供するためには、この2種類のニーズを両方とも満たさなければなりません。
こちらの記事では
- 顕在ニーズ:記事の文章構成の作り方を知りたい、記事を効率的に書きたい
- 潜在ニーズ:記事を上位表示したい、ブログで稼ぎたい
と設定しています。
読者が本当に知りたいと思っていることを掴めるようになりましょう!
5.ライバルサイトを調査する
続いて、ライバルサイトを調査します。
ライバルサイトの調査では以下のことを意識してください。
- ライバルサイトの調査で意識すること
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- 上位表示されている記事の内容(必須内容)
:「上位表示されている」のは「それだけ求められている」ということです。必須となる情報が何か調査しましょう。 - どうやって差別化するのか
:上位表示されている記事と全く同じことを書いても勝つことはできません。どうやって差別化し、オリジナリティを出すのか考えましょう。
- 上位表示されている記事の内容(必須内容)
特に差別化は、アクセス数を増やすために大切になってきます。
「読者が他の記事ではなく、自分の記事を読みに来る理由は何か?」と考えるのがオススメです。
6.記事方針を決定する
続いて、記事方針を決定します。
記事方針を決定するまでの流れはこちらです。
- 記事方針を決定するまでの流れ
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- ターゲット、ニーズを再確認する
- ライバルサイト(必須内容、差別化)を再確認する
- 仮の記事タイトルを決める
ターゲットなど、「ステップ1~6」で決めたことは、これ以降変えずに済むようにこのタイミングでしっかり再確認しましょう。
7.見出しを作成する
続いて、見出しを作成します。
記事において見出しはとても重要です。
- 見出しが重要な理由
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- 記事の分かりやすさ、読みやすさに影響する
- 見出しで記事に求めている情報があるか判断する読者が多い
- 書きやすさにもつながる
見出しで意識してほしいのは
- 読者が本当に求めている情報は何か
- どういった流れ、順番で伝えるか
といったことです。
設定したキーワードやニーズも活用して「分かりやすさ、読みやすさ、読者が求めている」を満たした見出しにしましょう。
個人的には「見出し」が1番重要だと思っています。
8.本文(見出しの内容)を作成する
続いて、本文(見出しの内容)を作成します。
本文の作成で意識することはこちらです。
- 本文の作成で意識すること
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- 「PREP法」を利用する
- 分かりやすく、簡潔にまとめる
PREP法とは「結論を先に述べ、理由や具体例を後から述べる」という文章の書き方の1つです。
P=結論(結論は~です)
R=理由(その理由は~だからです)
E=具体例(~のようなことがありました)
P=結論、まとめ(よって結論は~です)
文章構成の段階からこの流れを意識して書いてください。
PREP法で書くと
- 読み手の興味を引くことができる
- 文章が分かりやすくなる
- 文章の書き方で悩むことが減る
といったメリットがあります。
9.導入・まとめを作成する
続いて、導入・まとめを作成します。
先ほど説明したように、導入とまとめには以下の役割があります。
- 導入とまとめの役割
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- 導入
:記事のあらすじを説明する
:この記事(本文)を読みたいと思わせる - まとめ
:本文の重要なポイントをまとめる
:読み終わった読者に行動を促す
- 導入
どちらも「読者に行動を促す」役割があり、「SEO・アクセス数」にとても影響します。
最初は難しく感じるかもしれませんが、経験を積んで慣れていきましょう。
初心者と中級者で差が出やすい場所でもあります。
10.記事の流れを最終チェックする
最後に記事の流れを最終チェックします。
最終チェックで意識してほしいのはこちらです。
- 最終チェックで意識すること
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- 読者が求めている情報をしっかり書けているか
- 不要な情報はないか
- 説明の順番、流れは間違えていないか
- キーワードや差別化など、設定したことを活かせているか
最終チェックが終われば、記事の文章構成は完成です。
さっそく記事の作成に移りましょう。
》記事の書き方9ステップと文章が上手になる8つのコツ
文章構成を作るときに意識する3つのポイント
ここからは、文章構成を作るときに意識する3つのポイントを紹介します。
- 文章構成を作るときに意識する3つのポイント
1.見出しは特に力を入れる
見出しは記事の骨格ともいえ、読むうえでも書くうえでも重要です。
骨格がしっかりしていないと、どんなものも壊れてしまいます。
読者によっては、見出しだけでその記事を読むかどうか判断します。
見出しだけでも読者に「読みたい!」と思ってもらえるように、力を入れて作成しましょう。
2.読者が本当に求めている情報を書く
文章構成を作成していると、書きたい内容が増えていくことがあります。
ここで基準としてほしいことが「読者が本当に求めているかどうか」です。
読者は、自分に関係ないと判断した瞬間に記事を離れていきます。
最後まで引きつけることができるくらい、読者が求めている情報だけで記事内容を構成しましょう。
時には分かりやすさ、読みやすさのために「書きたい内容を削除する」といった判断も必要です。
3.文章構成は「記事を書くための準備」
文章構成はあくまでも「記事を書くまでの準備」です。
テスト勉強をどれだけ頑張っても、テストの結果が悪ければ意味がないように、文章構成を完璧にしても、記事の作成がおろそかになっては意味がありません。
「文章構成の完成」が目的にならないようにしましょう。
まとめ
今回は「ブログ記事の文章構成の作り方10ステップ」と「意識するポイント」を紹介しました。
》テンプレートをダウンロードする
- ブログ記事の文章構成の作り方10ステップ
収益化を目指すためには、記事の質を上げていく必要があります。
文章構成の作成は、記事の質の向上・効率化にとても効果があるので、ぜひ実践してみてください。
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