みなさんは記事タイトルの文字数はどのくらいにしていますか?
記事タイトルには「32文字説」「40文字説」など多くの説があります。
では、本当に最適な文字数はいくつなのでしょう?
今回は、「記事タイトルの最適な文字数」と「記事タイトルを短くする4つのコツ」を解説します。
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【結論】記事タイトルは38文字前後が最適!
現在、ブログ記事のタイトルは38文字前後(35~40文字)にするのが最適です。
理由は大きく分けて2つあります。
- 記事タイトルは38文字前後が最適な理由
①モバイル・PCで表示される文字数の上限に近いから
以下は、モバイルとPCで表示される記事タイトルの文字数の目安です。
- モバイルとPCで表示される記事タイトルの文字数
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- モバイルで表示される文字数:34~45文字くらい
- PCで表示される文字数:28~35文字くらい
文字数の上限を考えたとき、
- 短すぎず、長すぎない
- どのデバイスでもある程度表示される
といった理由から38文字前後が最適という結論になります。
②上位表示される可能性が上がるから
記事タイトルの文字数を38文字と長めにすることで、より多くのキーワードを入れることができるようになり、上位表示される可能性が上がります。
- 例
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- ドメイン名の決め方!初心者が意識するべき4つのポイント(27文字)
- 【解説】ドメイン名の決め方!初心者が意識するべき4つのポイントと取得手順(36文字)
例えば、「初心者、ドメイン、取得手順」と検索されたとき、36文字のタイトルは「取得手順」というキーワードが入っているため、上位表示される可能性があります。
対して、32文字のタイトルのは「取得手順」というキーワードがないため、上位表示される可能性はありません。
上位表示される可能性を上げるためにも、文字数はある程度は多い方がいいのです。
「32文字説」が流れている理由
よく耳にする最適な文字数の説に「32文字説」があります。
「32文字説」が流れている理由はこちらです。
- 「32文字説」が流れている理由
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2020年くらいまで、表示されるタイトルの文字数の上限により、32文字が最適とされていたから。
現在は、表示されるタイトルの文字数の上限も長くなっているため、最適な文字数も変わっているのです。
記事タイトルを38文字にするときの2つのポイント
記事タイトルは38文字前後が最適とされていますが、意識しなければならないポイントが2つあります。
- 記事タイトルを38文字前後にするときの2つのポイント
1.キーワードは前半に
記事タイトルが38文字前後だと、デバイスにより、全て表示される場合と表示されない場合があります。
表示されなくなる可能性がある部分にキーワードを持ってくるのは損なので、キーワードは前半に入れましょう。
大体どのデバイスでも表示される28文字までに
- キーワードを入れる
- 伝えたい情報を入れる
ことがオススメです。
Fの法則について
みなさんは「Fの法則」をご存じですか?
「Fの法則」とは、「読者の目線はFの文字のように動く」という法則のことです。
読者はFの文字のように目線を動かすため、左上の情報は深く、右下の情報は浅く捉えます。
よって「Fの法則」からも、キーワードはできるだけ左(前半)に持ってきた方が良いということになります。
2.分かりやすく、簡潔に
記事タイトルは38文字前後が最適だからと、無駄に長くするのはやめましょう!
大切なのは「分かりやすく、簡潔にまとまっていること」です。
「分かりにくく、キーワードが1つ多いタイトル」よりも「キーワードは1つ少ないけど、分かりやすく簡潔にまとまっているタイトル」の方が結果に繋がります。
文字数を増やす場合は、キーワード選択をしっかり行い、戦略的に文字数を増やしましょう!
長すぎる記事タイトルを短くする4つのコツ
ここからは、長すぎる記事タイトルを短くする4つのコツを紹介します。
- 長すぎる記事タイトルを短くする4つのコツ
1.伝えたいメッセージを絞る
1つ目のコツは「伝えたいメッセージを絞る」です。
- 「伝えたいメッセージを絞る」の例
-
- 悪い例
:記事タイトルの最適な文字数と意識するべき2つのポイント、短くする4つのコツを紹介 - 良い例
:記事タイトルの文字数は38文字が最適?短くする4つのコツも紹介
- 悪い例
悪い例は「最適な文字数、意識するポイント、短くするコツ」とメッセージが3つ入っています。
記事タイトルは、文字数に制限があるため、伝えられるメッセージは多くても2つまでです。
メッセージを多く入れるよりも、1番伝えたいメッセージをどうやって読者に響かせるかを意識した方が結果に繋がりやすくなります。
2.ひらがなを漢字にする
2つ目のコツは「ひらがなを漢字にする」です。
- 「ひらがなを漢字にする」の例
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- ところ ⇨ 所
- もっとも ⇨ 最も
ひらがなを漢字にすることで、文字数は短くなりますが、読みにくくなることがあります。
「文字数を短くすること」よりも「読みやすいこと」の方が重要なので、悩んだ場合はそのままにしておいていいと思います。
3.重なった表現をなくす
3つ目のコツは「重なった表現をなくす」です。
- 「重なった表現」の例
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- 必ず必要 ⇨ 「必要」で充分
- 一番最初 ⇨ 「最初」で充分
また、「同じ単語のくり返し」も文字数が多くなってしまいます。
- 悪い例
:記事タイトルの文字数は38文字が最適?記事タイトルを短くする4つのコツも紹介 - 良い例
:記事タイトルの文字数は38文字が最適?短くする4つのコツも紹介
悪い例は「記事タイトル」を2回使っているので、2回目は省略し、文字数を減らしましょう。
4.さらに短い表現に変える
4つ目のコツは「さらに短い表現に変える」です。
- 「さらに短い表現に変える」の例
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- とても速い ⇨「最速」で充分
- 〇〇することができる ⇨ 「〇〇が可能」で充分
必要ない文字を削ることで、簡潔になるので、「より情報が伝わりやすくなる」といったメリットもあります!
読まれる記事タイトルにするために
読まれる記事タイトルには、必要な要素が2つあります!
以下の記事で、10個のコツと一緒に解説しているので、参考にしてください。
記事タイトルの決め方に慣れた方、ステップアップしたい方におすすめです!